外壁塗装業者の選び方

外壁の塗り替え・リフォームを検討するに当たり、様々な業者の比較・検討を行っていると思いますが、どのホームページにも共通して「業者の選び方」というページが存在します。
実は、外壁塗装・リフォーム業は資格や免許がなくても開業できることをご存知でしょうか？
残念な事ですが、信頼のできない業者、実力の伴っていない業者も数多く存在し、施工不良、手抜き工事、契約不履行などお客様の不利益を招くケースが後を絶たないのが現状です。塗装業者・リフォーム業者の選び方というホームページが散見されるのはその為です。
このページでは、お客様の大切なお住まいを守るべく、どのような業者に気を付ければよいかを掲載させて頂きます。

1.許可・資格の有無

ホームページの内容や業者との打ち合わせの中で、その業者が本当に信頼できるか、しっかりとした塗装技能の実力があるかをお客様が判断することは非常に困難です。
その為、塗装に関わる許可・資格を保有していることが一つの判断基準となります。
特に、「塗装技能士」や「建設業許可証」は長年の実績と経験がなければ取得できない為、保有している業者に一定の信頼度があると言えますので、業者選びの際は、まず許可・資格の保有を確認することをお勧め致します。

・塗装技能士
塗装技能士とは厚生労働省認定の国家資格です。
主に一級と二級があり、それぞれ上級技能者、中級技能者として位置づけられています。
一級は取得に実務経験7年以上が必要であり、厳格な学科・実技試験を合格した者に交付されます。

・建設業許可証
建設業法に基づき、建設工事を請け負う場合、原則として建設業許可を受ける必要があります。
但し工事一件の請負代金の額が500万円未満の場合、”軽微な工事”とみなされ、住宅リフォーム、外壁塗装の場合、必ずしも許可が必要ということではありませんが、業者選びの判断材料となります。

2.見積書の充実度

まず大前提として、外壁塗装・リフォームを検討される場合、必ず”複数”の業者から見積りを取り、比較、検討されることをお勧め致します。
1社のみに絞り、見積りを取ることは非常にリスクがありますので、少なくとも２社以上にお声掛け頂き、見積りを比較・検討することが重要となります。

2-1.現地調査を行うか
塗装業者によっては、現地調査を行わず、住宅の図面や延べ床面積によって見積りを作成する業者がおりますが、そのような見積りで施工に入ると、想定外の塗料が必要となったり、実際の劣化具合によって見積額以上に追加費用を要求される可能性があります。
弊社としては、見積書作成にはお客様のご自宅に訪問して、実際の状態を確認する現地調査が必要不可欠と考えております。
ネットやお電話で完結する見積り依頼は大変便利ですが、必ずしも適正な見積りとなるわけではない為、注意が必要です。

2-2.塗料の種類・塗装面積の表記があるか
”外壁塗装一式○○円”と見積りを出す業者がおりますが、塗装費用は主に使用塗料の単価×塗装面積で算出されますので、算出根拠が不透明な見積りには注意が必要です。
塗料の種類によって単価が変わりますので、これらの表記は必要不可欠と考えます。
弊社の見積りは、下地塗装、中塗り、上塗りそれぞれの塗料名、塗装面積、塗装箇所を明記しております。

3.保険や保証の充実度

塗装業界では、保証内容があいまいな業者や、保証そのものを行っていない業者が数多く存在します。
その為、工事完了後の保証があるか、どういったアフターフォローをしてくれるのか、といった点を確認することは非常に重要です。
神建装では、自社保証書を採用しており、保証条件、適用範囲など細かく定めております。
また、工事完了後6か月、12か月経過時に、定期的なご連絡を差し上げておりますので、お客様からお気づきの点がある場合は、お気軽にお申し付け下さい。